負ける練習
初めての月次(つきなみ)試合に出た。柔道を始めて10ヶ月。相手は柔道歴6年の高校生だった。
結果は、1戦目が同じ体格くらいの相手で背負われて、あっと言うまに一本負け。2戦目は、体重100kg以上はあろうかという大男で、今度は負けまいと粘ったが、結局よく分からない技ありを取られた後、押さえ込まれて負けてしまった。
肩を落としていたところへ、「よく粘ったじゃないですか…」とT高校のM君が励ましてくれたのが救いだった。二回りも大きい相手に、あれだけ粘ったのだから、最初にしては「よし」にしないと。
でも、初めての試合は正直、楽しかった。いつも同じ練習相手と乱取りするのと違って、相手がどう出てくるのか、まったく分からなかった。
37才の大人が、高校生に投げられるなんて、見ていてブザマだと思うけれど、これも「負ける練習」。「柔道の基本は受け身 受け身とは ころぶ練習 まける練習…」。相田みつをの詩に励まされる。
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